中尾義和税理士事務所 > 記事一覧 > 相続税申告に必要な書類
相続税申告に必要な書類は数多くあります。
まず、申告書を準備する必要があります。申告書を提出する人が複数いる場合、共同して作成し、連名で提出することが可能です(相続税法第27条5項)。この際、相続人が多く、連絡が不通の場合など、共同提出できない場合には、別個に申告書を作成・提出しなければなりません。
次に、申告に必要な添付書類についてです。添付書類は大きく分けて⓵財産に関する書類⓶債務に関する書類⓷身分に関する書類に分けられます。
⓵財産に関する書類は、不動産の登記事項証明書、地積測量図又は公図の写し、固定資産評価証明書、銀行等の残高証明書などが挙げられます。
⓶債務に関する書類は、金銭消費貸借契約書、課税通知書・納付書、葬儀費用の明細書などが挙げられます。
⓷身分に関する書類は、戸籍謄本、除籍謄本、遺言書、遺産分割協議の写し、相続人全員の印鑑証明書などが挙げられます。
ここでは、代表的な例を列挙するにとどめましたが、他にも添付しなければならない書類はあります。書類の入手は申請先もさまざまで、準備に時間がかかるおそれもあります。提出の際には今一度漏れがないか確認して、申告期限を徒過することのないよう注意しましょう。
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